「この世には絶対に必要不可欠な人間などいない
自分は必要などと思うな」
…人民のために本気で世界を変えようと闘った、
アルゼンチン出身のあの革命家が残したとされる言葉
彼がまだ名を馳せる前、20代の終わりのことです
私には「この世に不必要な人間などいない」
などと言われるよりも、よほどズシンときます…
最終的には…自分を必要とするのは、必要とできるのは、自分だけ…
ささやかな「個」であることを自覚していくと、いつも付きまとう
エゴイスティックな欲求を、ふぅーっと押し返せる気がしてくるのです
自分に起こるすべての事柄を、幸せなことも不条理なことも、
己の守備範囲として受け止められるように思うのです
「描くこと」もまた、同じ心の過程…
孤独な発想かもしれませんが…
甘ったれた私には、孤独を淋しいものと捉えず、
人間として成熟する機会、と考えることが必要なのだと思っています
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