3/30/2014

具象と抽象

具象
何かを視線の先に捉える、思い浮かべる、
そんなとき人は、具象そのものではなく
自分の過去を見ている

自身の奥底に瞬時に下りて
記憶や潜在意識の破片を引き上げ
目に焼き付いたものと結びつける
そうして自分にとって都合の良いように解釈する

目の前のものが具体的であるほどに
このプロセスは速くなる
解釈が自分勝手になるほどに
表現は抽象化する

私は自身の「肩書き」を広義または汎用で定義しなければならないとき
abstract expressionist とすることが多い
抽象…... どちらが?
私が描くもの? それとも私自身…?
真実性や永続性があるのはどちらなのだろう

祖父の形見にいただいた椿が咲き始めた
今年は少し遅め…かしら
私が生まれたとき、両親が命名を随分悩んでいたところ、
最終的に「香恵」と名付けてくれたのは祖父
水墨画の美しさや、墨と筆の使い方を教えてくれたのも祖父だった



3/26/2014

ultimate looser

失敗への恐れというものは
確かにあるのだろう
でも何が失敗なのか私は分かっていない
分かろうとしていない

あるとすれば
描くことによって失敗するか、
描かないことによって失敗するか、
そのどちらかだろう

いかに描くかを学ぶ、
恐怖を知る、
いかに生きるかを学ぶ



puddle

my english friends were used to call me "dark puddle",
because  i've got very dark eyes, and i was very easy to be in tears.

then i've wanted to see strength inside of myself.
on the other hand, i am aware that the more vulnerable i am 
the closer get to a stronger connection with truth,
by the name of art.

my vulnerability is fearful, it keeps making me scared, 
even so i need to trust it, more than i believe in my slightest strength.

"All my life I have been haunted by the obsession that to desire a thing or to love a thing intensely is to place yourself in a vulnerable position, to be a possible, if not a probable, loser of what you most want. Let's leave it like that. "
- Tennessee Williams



3/13/2014

my next exposition / 次回の展示のお知らせ in Toronto

my upcoming exhibition in Toronto
次回の展示はトロントです

TORONTO ART EXPO
April 10-13, 2014
Metro Toronto Convention Centre

今回は、パリのアート関係者の方にお声掛けいただきました
昨年の挑戦からこのようなご縁に繋がり、
とても嬉しくありがたく思っております

短い会期ですが、充実の濃い内容になる様子
楽しみです
お近くにお出掛けになられる方、是非お立ち寄りください

3/12/2014

明け方

3年前、東北地方太平洋沖を大津波が襲った翌明け方、
2011年3月12日3時59分、長野県北部地震が発生しました

あの夜、私は家で独り眠れぬ夜を過ごしておりましたが
それまで経験したことのない突然の大きな揺れに
すっかり怯えきってしまいました
(被害の大きかった栄村からは遠く離れているのですが…)

そのとき、母からメールがありました
「こちらは大丈夫です、きっとそのうちにおさまります」
…私の恐怖を察知したのでしょう
落ちつき払った母のメッセージに
たちまち心に安堵が広がるのが分かりました

ふと傍らを見ると、犬がいつものようにスヤスヤ眠っていました
変な話ですが…このとき
「何かあってもこの子だけは守ろう」とふつふつと勇気が湧いてきて
母親の強さとは、もしかしたらこういうものなのだろうかと、
自分でも驚いたのをよく憶えています

そして3月12日はワンコのお誕生日...7歳になりました
相変わらずやんちゃで手を焼きますが、ますます愛おしい
あなたのことは私が守ります
ずっと元気で、長生きしてね





3/09/2014

words of a revolutionist

「この世には絶対に必要不可欠な人間などいない 
自分は必要などと思うな」

…人民のために本気で世界を変えようと闘った、
アルゼンチン出身のあの革命家が残したとされる言葉
彼がまだ名を馳せる前、20代の終わりのことです

私には「この世に不必要な人間などいない」
などと言われるよりも、よほどズシンときます…

最終的には…自分を必要とするのは、必要とできるのは、自分だけ…
ささやかな「個」であることを自覚していくと、いつも付きまとう
エゴイスティックな欲求を、ふぅーっと押し返せる気がしてくるのです
自分に起こるすべての事柄を、幸せなことも不条理なことも、
己の守備範囲として受け止められるように思うのです
「描くこと」もまた、同じ心の過程…

孤独な発想かもしれませんが…
甘ったれた私には、孤独を淋しいものと捉えず、
人間として成熟する機会、と考えることが必要なのだと思っています

3/08/2014

Mugs & Cards at Society6

my mugs and stationery cards are available at Society6,
as well as mobile accessories such as iPhone / iPad cases

hope you'll enjoy...... ♡







3/07/2014

trying

i don't want to tell anyone 
how hard i try and make efforts to achieve something

i am happy if i look doing nothing, having no intellectual thought,
while i move forward every moment of every day


on the other hand, i have to admit that i envy people a little bit 
who can state with conviction that they make their best 
for every commitment and dedication



3/05/2014

what it means to me #2

sometimes i'm not quite sure 
if painting is what i want to do 

it is rather what i cannot leave undone,
where i can stay who i am

it is like drug obsession, 
draws me into certain fantasy, even into insanity

it is every temptation i don't know how to control


3/03/2014

group show "SQUARE", SPACEWOMb Gallery NYC

the flyer has been ready ♡

thu march 6 - wed april 2, 2014
opening reception: thu march 6 6:00 - 8:00 pm

SPACEWOMb Gallery
57 Stanton Street, New York, NY 10002
http://www.spacewomb.com/
tel: 917.444.2667

hours: tue - sun 12:00 - 6:00 pm / mon by appt only

3/02/2014

what it means to me

painting doesn't mean picturization,
it is an obsession with thoughts, illusions,  
and a certain sense of fantasy occupying my mind

it doesn't mean offering either,
it is possessing especially when it involves some kinds of love

painters are narcissistic creatures, 
i am at least