9/26/2014

something vulnerable

先日、Vulnerability Parade と題された展示会を拝見しました
その翌日、友人との会話の中に「儚い」という表現がありました

起き抜けに、脆弱性のスケッチ

描くという作業は
日々のあらゆる思考や感情に繋がっていて
一瞬たりとも止まることはなくて
澱のように蓄積されたそれらを
チクっと掻き出し血が出ちゃうようなもの 

日頃心の中に存在しないものが
表現されることはないということです

…なんて、スキルの高い人なら何でも描けてしまうのかもしれませんが

9/16/2014

stepping into autumn

2日間、ちょっと標高の高いところで過ごしました。
山の陽射しは強烈に眩しいですが、それでも秋は淡々と深まっていきますね。
NYでのグループ展が先日終わりました。少し思うところありまして、
11月のパリまでは展示を行わないと決めております。
今見えているその先の予定は、12月がパリ、2月が東京かロンドン、3月がNY。
そのくらいはこなしたいなぁと思っていますが、
当面は自分のリズムを少し調えたいのです。
私はたくさん感じることはできても、上手に考えることができない人間です。
記憶力も良くないですし、巧く話すこともできません。
いつも頭の中はぐちゃぐちゃです…脳回路がショートした、と感じることが
日に一度はあります。
だから毎日、できるだけ書いて、描いています。よく聞き、読むように努めます。
そうしていると、次々に湧いてくる混沌にあっても頭の中が
少しクリアになる気がして、ほっとするのです。
私なりの、考えるという作業なのだと思います…その時間が、
今は一番大切だと感じるのです。