5/24/2014

till the moment of my last breath

日々、いつでも死ねる覚悟で生きているつもりでした
実際、人生に悔いも未練もさほど無い...つもりでした
でも先日、「死ぬ」とはすべてが終わることなのだと、少し実感して怖くなったできごとがありました

5月初めから実はずっと体調不良に苦しんでおりましたが、ある夜、浴衣を着て出かけようとしていたとき失神して後ろに倒れ、
後頭部を強打してしまったのです
くらっときたところまでは憶えています…
次に気付いたときは天井を見ていました
上半身を何とか起こすと、後頭部がズキズキする…触ると血が指にべったり付いて、ようやく何が起こったのか分かりました
近くに座ってみましたが、眩暈がして視界が定まらず、
全身大量の汗が出てきて…自分が何か別の生き物に変異してしまうのかとぼんやり思いました
どれだけの時間そこに座っていたのか…憶えていませんが、ようやく落ちついて意識が正常に戻ってきたとき、まず最初に頭に浮かんだのは「死ななくて良かった」ということでした
同じ事象で命を落とす人だっているはず…急に恐怖を覚え、
そして自分にもこのような生への執着があったのだと、少し驚きました

今でも、死への覚悟を常に携えていることには変わりありません
それでも私は確かに生きたいと思っているのです…そしてどうしてかは分からないけれど、たぶんまだ生きなければならないのです
まだここにいる…まだすべてを終わりにはできないのです

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