11/15/2012

early winter


今期最後の松茸…などと味わうのも慌ただしく、今年はあっという間に秋が過ぎていきました。

秋、「飽くる」とは夏、「成つ」が故に迎える季節。「飽きが無かった」今年は「成つことなく」過ぎたのでしょうか、
もしくは「飽くる」ときを見ず冬、「殖ゆる」のを選んだのでしょうか。

雪が降る前兆は空気で分かります。今日は朝から雪の匂いがしていて、案の定、父は帰路の和田峠で足止め。病がちな父への心配を常に携えつつも、この私の父に何かあるはずがないと、どんなどきも結局どこか安心してる…きっと大丈夫、でも早く帰ってきて欲しい。

かつて冬が一番好きだったはずなのに、ここ数年はずっと好きになれなくて、でも今年は何だかこの極寒の季節が愛おしく…きっと人の温かさを思い出したからかもしれないと、ふと微笑んで、ほろ酔い、犬の寝息に寄りそう夜です…。

No comments:

Post a Comment